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 〒750-0036 山口県下関市あるかぽーと6-1(財団本部)
 〒750-0008 下関市田中町5-6下関市観光交流部2F(研究室)

新着情報・FAQNEWS&FAQ

新着情報

2016年10月
論文「昭和期「鯨の解体ショー」の研究(続報)」が日本セトロジー研究26号に掲載されました。別刷りをご希望の方は当研究室までご連絡ください。      

よくあるご質問(FAQ)

鯨類研究室関連

Q.鯨類研究室は下関市の組織なのですか?

A.鯨類研究室は、「くじらのまち日本一」を目指す下関市を学術面で支援するため、下関市が海響館を運営する公益財団法人下関海洋科学アカデミーに業務委託をして設立された研究室です。従って当研究室は財団の一部署として位置づけられています。

Q.鯨類研究室は海響館にあるのですか?

A.名義上の住所は下関海洋科学アカデミーの本体がある海響館となっていますが、研究室そのものは、市の観光交流部の建物の二階にあります。下関市観光交流部は、市役所本庁の近くにある「田中絹代ぶんか館」の裏にあります。詳しくは本ウェブサイトの「アクセス」をご覧ください。

Q.鯨類研究室に電話をかけても誰も出ませんし、訪ねても鍵がかかっていました

A.申し訳ありません。出張や食事等で外出時および休日には部屋は不在となります。ご訪問の際には、事前にご連絡をお願いします。電話に誰も出ない場合は、お手数ですがメールやFAXにてご連絡をお願いします。またご質問などについては、お問い合わせフォームをご利用ください。


鯨関連

Q.イルカとクジラは何が違うのですか?

A.クジラ(鯨目)は、上顎に鯨鬚(ヒゲ板)を持つヒゲクジラ類(鬚鯨亜目)と、歯を持つハクジラ類(歯鯨亜目)の2つのグループに分かれますが、ハクジラ類の中で体が小さい種を総称してイルカと呼んでいます。したがって生物的な意味では、イルカはすべてクジラの仲間となります。よく「体長4m以下をイルカと呼ぶ」との説明を見ますが、あまり根拠はありません。体長5mのベルーガの和名は「シロイルカ」ですし、シャチは「マイルカ科」に分類されますが体長は9mに達します。

Q.鯨は増えているのですか減っているのですか?

A.ひと口に鯨と言っても、現在世界中で86種以上の鯨が知られています。この中には、絶滅危惧種とされている種もあれば、急激に増加している種もあるわけです。鯨に対する考え方は人それぞれですが、日本が持続的利用が可能な水産資源として考えている対象種は、ミンククジラなどの生息頭数が豊富で調査がきちんと行われている種に限定されていると言っていいでしょう。

Q.現在絶滅の危機に瀕している鯨種は何ですか?

A.中国の揚子江に生息するヨウスコウカワイルカbaijiは、河川流域の開発と漁業による混獲の影響で急速に生息数を減らし、IUCN(国際自然保護連合)は2008年に「絶滅した可能性が高い」と報告しています。またカルフォルニア湾北部に生息するコガシラネズミイルカvaquitaも、刺し網漁などによる混獲が原因で、現在の生息数は100頭を割り絶滅寸前と言われています。

Q.鯨のストランディングと大地震の発生は関係があるのですか?

A.2011年3月11日に発生した東日本大震災では、その1週間前に茨城県でカズハゴンドウのマス・ストランディングが発生していたこと、またそれに先立つ2月22日にニュージーランドで発生した地震の2日前にも同国でヒレナガゴンドウのマス・ストランディングがあったことから、地震とストランディングの関係がしばしば取り沙汰されています。しかしカズハゴンドウのマス・ストランディングは、今世紀だけでも茨城や千葉を中心にすでに10回以上記録されており、決して珍しい事ではありません。またニュージーランドでは、ヒレナガゴンドウのマス・ストランディングが25年間で83回起きたと報告されています。過去に日本で発生した大きな地震とマス・ストランディングの記録を照合しても、2011年を除けば地理的・時間的に相関がありそうな事例は見当たりません。鯨のストランディングと地震とは別の自然現象と考えるべきでしょう。      


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