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 〒750-0036 山口県下関市あるかぽーと6-1(財団本部)
 〒750-0008 下関市田中町5-6下関市観光交流部2F(研究室)

ストランディングデータベースSTRANDING DATABASE


New!ストランディングレコード(2014収集) を掲載しました。
ストランディングとは何か
 ストランディング(stranding)とは、本来は船の座礁を意味し、鯨類が生きたまま海岸に乗り上げて身動きがとれない状態を意味します。厳密には生きたままの座礁と死体の漂着(beaching)を区別する場合もありますが、一般的には生死を問わずに海岸に到達したものすべてをストランディングと呼びます。また、ストランディングを「救護の対象」として扱う観点からは、海産哺乳類(オットセイなどの鰭脚類、ジュゴンなどの海牛類やラッコを含む)が「自力で対処できない」、すなわち人間による救護を必要とする状態をすべてストランディングと呼びます。この意味で、イルカやアザラシなどが本来の生活水域から離れて港や河川の奥に迷入する現象もストランディングに含まれます。例えば、2002年に多摩川に現れ、その後2年近く神奈川や埼玉を転々とした、日本一有名なアザラシ「タマちゃん」(アゴヒゲアザラシ)も、河川に迷入したストランディングとして扱われます。
 複数の個体が同時に座礁する現象をマス・ストランディングと呼びます(親子2頭の場合を除く)。オーストラリアやニュージーランドでは、ヒレナガゴンドウやマッコウクジラのマス・ストランディングがしばしば発生しますが、日本も決して例外ではなく、特に茨城県の鹿島灘や千葉県の九十九里浜にかけては、しばしばカズハゴンドウのマス・ストランディングが発生することで知られています。
 これら鯨の座礁・漂着・迷入などの現象に対して、定置網や刺し網、巻網などの漁具による混獲(incidental take, by-catch)は、基本的に自然現象であるストランディングと異なり、人為的な事故であることから、通常はストランディングとしては扱いません。しかし、日本における混獲の多くは沿岸に数多く設置された定置網によるもので、その記録が沿岸の鯨類生物相を知る上では大変貴重な資料となること、また混獲された動物が自力で対処できず救護が必要という観点からは迷入と同様であることなどから、当研究室ではストランディングレコードを大きく漂着(座礁や死体の漂流を含む)、迷入、混獲の3形態に分類して取り扱い、情報の収集と分析を行なっています。
データ収集にご協力ください
 下関鯨類研究室では、全国のストランディングレコードをデータベース化して、多くの方が利用できるよう準備中です。将来にわたってこのデータベースを維持するためには皆様のご協力が欠かせません。海産哺乳類の漂着、迷入、混獲の事例を、見たり聞いたりされた際にはぜひご一報ください。お知らせいただいた情報はデータベース化され公開されることで、多くの研究者達に利用され、日本近海に生息する鯨類の生態研究に必ずや役立つことでしょう。
データベースに必要な情報
漂着・迷入・混獲の報告は、以下の情報が含まれていると信頼性が高まります。

(1) 漂着・迷入・混獲した日あるいは発見した日
(2) 種類(ハクジラ類かヒゲクジラ類かの識別だけでも役立ちます)
(3) 頭数(全頭数と、雌雄が判別できれば雌雄別の頭数)
(4) 漂着・迷入・混獲の場所(番地名や地図があるとより正確です)
(5) 報告者の氏名、所属等(データ公開時には記載されません)
(6) 状況(発見時に生存か死亡か)、体長や性別等の情報
(7) 撮影可能であれば写真(種の正確な同定に役立ちます)

等の内容を郵送・FAXまたは ishikawa_kujira@muse.ocn.ne.jp までお送りください。種名が不明でも写真などがあれば、折り返し鯨種や生態について判明したことをお知らせいたします。また、新聞や雑誌の記事で漂着を知り、その記事をお送りいただく場合は新聞(雑誌)名、掲載日等を添えてお知らせください。 種の同定等、情報内容の精度に疑問がある場合はすぐにデータベースに登録できない場合もありますが、貴重な資料として記録を保管させていただきます(後日別の情報から詳細がわかる場合もしばしばあります)。

ストランディングレコード(2013〜2014年収集)

ストランディングレコード2013
ストランディングレコード2014
参考文献2013
参考文献2014
 この項目について

都道府県別ストランディングレコード(1901-2012)

 この項目について 
 解説と表の見方
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